この記事では、薬師町古墳について紹介しています。
薬師町古墳は、茨城県筑西市に所在する6世紀後半に造られた古墳です。
この古墳は、当時の有力者の墓とされており、下館の台地が古くから開けていたことを示す重要な証拠となっています。
薬師町古墳の位置

68 甲 筑西市 茨城県 308-0021
下館駅から北へ数百メートルの距離にある筑西市甲、薬師町に、筑西市指定文化財である薬師町古墳があります。
薬師町古墳の特徴

薬師町古墳は以下のような特徴を持っています:
形状: 円墳(円形の古墳)
規模: 直径約20m、高さ約3m
構造: 竪穴式石室を持つ
薬師町古墳の出土品
古墳からは以下のような遺物が出土しています。
・人骨2体分
・鉄鏃(てつぞく、矢じり)
・槍先
・刀子(とうす、小刀)
これらの出土品は、被葬者の身分や当時の文化を知る上で貴重な資料となっています。
薬師町古墳の石室の移築と復元

薬師町古墳の特筆すべき点として、近くで発見された竪穴式石室が薬師堂の脇に移築復元されていることが挙げられます。
この石室は小口積みの技法で作られており、野殿古墳と同様の構造を持っています。
現在、この移築された石室は覆屋(おおいや)で保護されていますが、内部を見学することはできません。
薬師町古墳の歴史的意義

薬師町古墳は、筑西市の指定文化財・史跡となっています。この古墳の存在は、6世紀後半の下館地域における社会構造や文化的発展を示す重要な手がかりとなっています。
また、古墳が復元供養されたという経緯からは、地域の人々が古代の遺産を大切に守り継いできたことがうかがえます。
まとめ
薬師町古墳について紹介しました。
薬師町古墳は、筑西市の豊かな歴史を物語る貴重な文化遺産であり、地域の誇りとなっています。


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